おはようございます。シクロツーリズムたたら 代表のTakahiroです。

昨日は雨でした。となると通勤は自転車から自動的に電車に切り替わります。伊勢崎線で館林まで一駅、そして小泉線に乗り換えて成島まで一駅という、まあ酔狂としか言えない電車通勤をしている訳ですが、こののんびりとした時間の流れが私にとっては癒しそのものなんです。電車で走っている時間より、電車の待ち時間の方が長いという不条理。でもそれがよかったりします。だからと言って遅刻する訳でもないですし。

帰路の途中ですが、何気に見上げた木が桜の木でした。で、ピンク色のものが付いていたので何だろうとよく見てみると、なんと華が咲いていたのでした。こういうのは歩いていないと意外と気づかないものです。自転車であっても、ある程度の速度があるので見過ごすことがほとんどでしょう。

 ところで以前も少しお話したと思いますが、ここ館林という街は、何気に電車の使い勝手がとてもいい街です。特急で東京スカイツリーまで1本で行けますし、市内移動はもちろん隣接市町村にも結構便利に使いこなせます。コミュニティーバスが走っていますが、電車の方が使い勝手は数段上です。クルマという圧倒的に便利な手段に慣れてしまうと、便利という定義をどんどん狭めてしまいますね。こうでないと便利とは言わないと、さらに上のレベルを求めます。コンビニの24時間営業じゃあるまいし、そんなに高望みする必要があるのかとさえ思います。電車なんか、1時間に2本走っていれば全然平気。待ち時間は本を読むなり動画を閲覧するなり、いろいろ活用方法はあるはずですから。

それにしても、私ほど電車と自転車を組み合わせて、しっかりとした移動手段にしている人もいないのではと偉そうに言ってしまいます。都内輪行などでつくづくその便利さを体験しています。そこに来て、こんな小さい街で電車が結構使える。電車と自転車を切り離しても使い勝手がそれほど下がらないという稀有な環境を、今後ももっと楽しみたいですね。