2016年11月

とかく冬になると季節風である北西の風、いわゆる赤城おろしが強くなる館林ではありますが、その反面空気が澄んでくれるおかげで、思わぬ恩恵を受けたりします。

館林は池沼がたくさんあります。自宅近くの多々良沼は館林市と邑楽町の両方にまたがっている沼ですが、人工的に作られ子供用の遊び場も併設している近藤沼や、つつじが岡公園に隣接、遊覧船からの景色も楽しめる城沼など、水との親和性の高い街でもあります。多々良沼は大きさこそそれほど大きくないものの、東の松林、南の田畑による見通しの良さもあり、青と緑という色のコンビネーションを演出してくれます。それに加えて、冬を迎える時期から、夕陽が織りなすオレンジの色が加わって来るんですね。その色の妙を堪能することができるという訳です。

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昨日多々良沼の北岸にある多々良橋から南を望んで撮った写真になります。ちょっと風が強かったのですが、風が凪ぐと水面に映る空の雲がまたきれいです。正面の奥になりますが、富士山が見えますね。寄ってみるとこんな感じです。

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過去に撮った水面のきれいな写真をちょっと探してみました。こんな感じです。

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これからも、多々良沼のいろいろなところをご紹介できればと思います。 

レンタサイクルと言っても、かなりちっぽけな話です。だって2台しか自転車ないんですから。

こちらなんですけどね。

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奥の濃紺のものが、TOKYOBIKE26、手前の薄青のものが、TOKYOBIKEBISOU26です。商品ページのリンクも貼っておきますので、よろしければご覧ください。

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 実は私の住所の最寄駅である東武伊勢崎線多々良駅にも、館林市が運営している無料レンタサイクル「ぽんちゃり」というのがあるんですね。

多々良駅前の貸出場所です。 

黄色い色の婦人用自転車(ママチャリ)。まあ無料だから我慢するという方もいらっしゃるでしょうが、重くて快適に走れないママチャリを長時間利用しようと思うか。思いませんね。多々良沼の北に群馬県立館林美術館があって、そちらへのアクセスでごくたまに利用する方がいらっしゃると聞きましたが、それだけの利用というのも私からしたらもったいなさすぎるんですね。できれば半径5km、直線距離だけなら10kmほどの移動を軽くこなせる自転車の方が、もっと楽しめるのにって思うんです。

私の自宅からですと、隣の足利市市街地まで片道10km。同じく隣町の佐野市市街地まではちょっと離れて12km。南下して利根川河川敷までもおよそ10kmほど。それこそ館林市街地までは4kmほどですから、市街地を回って返却してもらうと、そこそこ自転車に乗れて運動にもなりますし、観光も楽しめるということになります。足利と佐野ですと、東武線(伊勢崎線と佐野線)がありますので、往路またはふくろのいずれかを自転車輪行というスタイルだって取れます。え?やり方がわからない?私など都内向けに死ぬほどやってますので、無料でお教えいたします。当然専用の輪行袋も無料で貸し出します。余談ですが、上記の2台の自転車、谷中のトーキョーバイクのお店から、輪行袋に入れて電車で持ち帰ってきたんです。(笑)

幸いにも群馬館林は平たんな土地がほとんどで、坂という坂がありません。敢えていうと、かつてお城があった場所である館林駅から市役所に向けての中心地というのが、やはり名残というものなのか坂が結構あったりしますが、全く急ではありません。電動アシストさえ不要な程度です。自転車で散策を楽しむのに最適な場所だと思いませんか?

多々良駅停車の電車が1時間あたりおよそ3本とあまり多くないのですが、隣の館林駅は特急りょうもう号の停車駅でもあり、およそ1時間で浅草駅に到着することができます。都内へのアクセスもかなりいい場所ですので、一度足を向けてみてはいかがでしょうか。ご希望があれば、見どころを無料にてご案内いたします。 

皆さん初めまして。シクロツーリズムたたら主宰の宇広と言います。宇品の宇、広島の広と書いて「たかひろ」と読みます。あ、これなんですけどね、運気上昇のための言わば「字(あざな)」です。ご了承ください。

私の住む群馬県館林市。夏の暑さ以外の取り柄がないような街なんですが、よく見ると結構遊び場がたくさんあったりします。自転車に着目するだけでも、北の渡良瀬川、南の利根川にはサイクリングロードがありますし、東に向かえば群馬栃木茨城の県境には渡良瀬遊水地がありますね。お隣の栃木県足利市へのアクセスもサイクリングロード経由でとても快適ですし、その先群馬県桐生市へのアクセスも同様に非常に楽なんです。

サイクリングロードの充実はもちろん、それ以外の道路のアクセスもとてもいいんですよ。例えば赤岩渡船。これ、渡し船なんですが、自転車もしっかり載せてくれるんです。群馬県千代田町と埼玉県熊谷市を結ぶもので、県道扱いですから料金も無料。合図をすればすぐに迎えに来ますから、待ち時間を気にせず利用できます。タカトシのぶらぶらサタデーや火野正平さんのこころ旅でも紹介された場所。舟に乗って往復するだけでも楽しめます。

これからも、自転車に限らず群馬館林周辺で遊べる情報を、私なりの視点で掘り起こしてご紹介していきたいと思います。まずは「館林に行ってみようか」と思っていただけるように頑張りたいと思います。
 

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