おはようございます。シクロツーリズムたたら 代表のTakahiroです。

昨日はちょっとギター、こと耳コピについてちょっと書かせていただきました。ということで、この勢いを借りずにはいられませんよね。で続編でございます。

さて、楽譜に起こすといっても、本当に大事なのはチューニング、いわゆる「どの弦がどの音」なのかということを確定する必要があります。もちろん「解放弦」の音、つまり左手で弦を抑えることなく、右手だけで引いて自然に出てくる音を探ることから始める訳です。あとはいちいち場所(フレット)を抑えて、同じ音をさ探せばいいだけの話です。

実はここでちょっとした小技を使います。勘のいい方は「そんなのは小技とは言わない」と全否定されるでしょうね。だって私も恐らく立場が違えばそういうと思います。(笑)ただ敢えて言えば、前述の解放弦の音と、左手の指で押弦した音とは、明らかに違いがあります。一応同じピッチの音のはずですが、含まれる倍音(まあ大雑把に言って、ちょっとした雑音ですね)が違うので微妙に違いを感じることが出来ます。高校の物理では、このあたりはきちんとお勉強するんですけどね。弦の音の高さは、張力と長さで決まりますから。2つの条件がうまく合えば、それぞれが違っていても同じ音が出ます。ただそれでも条件は違いますから、違うところでやっぱり差が出るという訳です。

ちょっと難しくなりましたが、要は「解放弦は伸びのある音」で、「押弦した音は緊張感がある」感じなんですね。言葉の説明はちょっと難しいんですが、そうした違いを実際ギターの音を鳴らしてみて感じてみるといいと思います。その音の違いを覚えて、今度は楽曲でそれを重ねあわせる訳です。すると、この音は解放弦、この音は押弦の音と区別でき、6本の弦すべての解放弦の音がわかることになりますから、チューニング解析ができるということになります。

ふー。ちょっと力んでしまいました。お分かりになったかなとちょっと不安ですが、コメントをお寄せいただければご質問等お答えできるかななんて思っております。それではまた次回に。