おはようございます。シクロツーリズムたたら 代表のTakahiroです。

改めてですが、こんなニュースが耳に入ってきました。

制度自体意味があったんでしょうか。

通訳案内士法が改正されて、資格を持たないものも報酬を得て仕事ができるということになったそうです。これから東京オリンピック開催に向けて、さらなる外国人観光客の増加を見越しての法改正とのことですが、全く人をバカにしてますね。かなり乱暴な言い方をしてしまえば、タクシーの運転手になるには、乗客を乗せて運賃を取ることのできる普通二種免許が必要ですが、それを普通一種免許でも可能にするというほどの暴挙です。私もかすかな希望を持ちつつ資格を取りましたが、本当にバカバカしくなりました。

以前から、この国の立法のダメさを痛感してまいりましたが、余りにも決定的すぎるものがとうとう来てしまったという感じです。わざわざ面倒な思いまでして資格を取ろうなどという人はいなくなるでしょう。いや、甘いかもしれませんね。一部の語学オタクにとって、こうした資格は格好のエサですから。制度が形骸化してもなお、今後も受験志願者は一定数あるのでしょう。

本当にこのニュースを聞いた時は落胆しました。余りにも法律改正の内容が安直過ぎて。もしご意見ございましたら、コメントでお寄せいただければ幸いです。