おはようございます。シクロツーリズムたたら 代表のTakahiroです。

一応多々良沼を謳っているものですから、その価値をもっと知っていただきたいと思うのは当然ですね。多々良沼は漁業組合が管理するほどの釣り場でもありますが、楽しみをそれだけに限定するのももったいないとかねがね思っております。

そこで、自転車を絡めてこんな遊びが出来たらななどと妄想をする訳です。



イタリアのメーカーで製造販売しているShuttle bikeという水上走行用キットです。当然自転車は自前ということになりますが、レンタサイクルをやっている関係上一緒に楽しめるものはないか、などと探りを入れているんですね。で、こんなものに出くわしました。救命胴衣等の安全対策が必要となりますが、これまた多々良沼を楽しむための1つの手段となり得るなと確信をしております。現に、愛媛県今治市ではレンタルという形で自治体が運営をしていて、湖での水上ライドを売りにしているとのこと。さすが自転車の街ならではですね。

ただこのShuttle bike、お値段が結構します。自転車抜きでおよそ1300ユーロ。商品価格だけでおよそ17万円。加えて送料が多くても2万円ほどと考えると、軽く20万円を突破します。それでも、ヨーロッパの高い消費税を払わずに済むのはプラスの検討材料と言えるでしょう。今さら消費税が一桁台なんていう国はありませんからね。正直じり貧の資金状況では、ここまでのものに手を出せません。ただ、やってみる価値はあるとは思うんですが。現状をただただ憂うのみです。

いや、そこでです。釣りということに視点を移してみると、また面白いものを見つけたんです。



シットオンカヤックという、椅子に座って乗船するタイプのカヤックで、かつペダルを装着、スクリューで走行できるモデルがあったんですね。動画をご覧いただいてお分かりの通り、様々なフィッシング環境を考慮した末の、水上移動の機動性を突き詰めたものと言えますが、それを多々良沼で活かせないかと。自転車の延長として水の上を走りたいという方にも、もちろん当然ながら当初の目的でもある釣り場所の移動手段にも、これは使えるのではないかと。まあ後者の理由なら、それこそ漁協がレンタル用に2,3艙常備してもいいような気がしますね。結構いい稼ぎになるんじゃないかと。ただペダルなど精密部品が含まれる内容ですので、メインテナンスのことを考えるとちょっと難しいかもしれませんね。

ちなみにこちらは横浜ののカヌーショップで取り扱いがあるとのこと。お値段はだいたい40万円弱。動画ページにリンクがありますので、是非お店の商品紹介ページをご覧いただければと思います。

自転車等視点から多々良沼周辺の楽しみ方を日夜探っている訳ですが、(大袈裟ですね)こうして水面を走る楽しみ方もまたひとつだろうな、などと思いました。足こぎカヤックですが、自動車で運搬、気軽に水面に乗れますので、個人的に欲しいと思います。ただ前述の理由の通り、資金状況が切迫しておりますので当分の間実現することはありませんが。