おはようございます。サイクルジョイたたら 代表のTakahiroです。
朝起きてみると、母親が何か言いたそうな顔をしていました。何があったのか尋ねてみますと、庭の手前といいますか外壁と庭のちょうど間当たりの空きスペースにある鉄製のケースの中に、どうやら招かれざるお客様がいらっしゃったようです。
なぜその鉄製ケースの中に段ボールが置いてあったのかが本当に謎なのですが、近づくとミーミー何かが鳴いている様な音がするんですね。覗いてみるとそこには生まれたばかりと思しき子猫が3匹いました。
庭の手入れをしている母親の言では、前日に猫が妙にうろついていたとのこと。当然前日にはそんな声は聞こえませんでしたから、確実に当日、つまり昨日の出来事ということになります。ここまで聞いてからの推測ですが、恐らく夜のうちに場所を決めて出産、朝を迎えて母親がそれに気付いた、ということなんでしょう。
心の痛む思いですが、ここで育てられても困りますし、かと言って子猫の養育など絶対にできません。技術的に無理だということになります。となると、この場所から一家そろって引き取ってもらうのが一番と考えました。
なので、子猫のいる段ボールを、人目の付かない日陰に移動しました。ただある程度危険を察知できるような場所にしました。でないと引越してくれませんので。当然カラスに襲われるなどの危険性はありましたが、それはきちんと監視できる場所にしましたので対応ができるようにしておきました。
主に母親が台所から監視をしていたのですが、子猫が襲われたということもなくいなくなっていました。母猫が戻ってきたら、危険度の真下場所に移されていたのを察したんでしょうね。子猫を咥えてどこかに移動してくれたようです。猫好きとしては後ろ髪魅かれる思いでしたが、私自身の家族のこと、そして子猫のことを考えるとやはり別の場所に言ってもらうのがベストだろうという考えに至り、それを実行いたしました。
極論を言いますが、飼い猫は仲間であり、野良猫はある種敵です。私も多々良沼の野良猫に逢いに行ったりしますが、決してあちらの流儀は受け付けませんし、こちらの流儀も押し付けません。距離を置いて接しています。もう別の世界に住んでますから、変に混じりあってもいいことはありません。今後もこうした矜持は持ち続けたいと思います。